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長距離列車のチケットの買い方

鉄道に乗って郊外に行ってみませんか? 英国の長距離列車にはさまざまな割引運賃があります。お得なきっぷでロンドンから足を伸ばしてみましょう。

長距離電車の主力「インターシティ125」

長距離電車の主力「インターシティ125」

こんにちは、ロンドンナビです。今回は、長距離列車のチケットの買い方をご説明しましょう。英国は鉄道発祥の国だけあって、路線網はとても充実しています。列車に乗って、ロンドンからちょっと遠くに足を伸ばしてみてはいかがですか?

鉄道は多数の運行会社によって運営

切符売り場では旧国鉄全線のチケットが買えます

切符売り場では旧国鉄全線のチケットが買えます

英国の鉄道はもともと「英国国鉄(British Rail)」により運営されていました。日本の旧国鉄と同じように1994年に民営化された結果、現在は20を超える企業が鉄道事業に参入、列車の運行を行っています。しかし、複数の運行会社の統一ブランドとしてナショナル・レール(National Rail、以下NR)という名前が使われていて、切符の発行システムと切符を共通化しています。なので、どの運行会社の切符売り場やウェブサイトでもNR全線のチケットが買えるようになっています(空港往復のエクスプレスなど一部の例外はありますが)。

早めに買うと超お買い得!

「事前購入割引(Advance」チケットの例<br>乗る列車と座席を指定して買います

「事前購入割引(Advance」チケットの例
乗る列車と座席を指定して買います

英国の鉄道にはさまざまな割引運賃があります。乗る列車の時間(通勤時間帯かどうか)、曜日(ウイークデーか週末か)などによって割引率が大きく異なります。さらに片道よりも往復で買った方が安いというルールもあります。たとえば、「事前購入割引」という運賃は普通運賃の60~80%引き!ロンドンからオックスフォードに行くのに普通運賃(乗車時間の制限なし)の場合、片道26ポンドですが、事前割引なら列車によっては4ポンドで乗れるものもあります。約1時間で行ける場所に行くにもこれほどの価格差があるので、たとえばスコットランドまでの切符なら「お得度」はさらに大きくなります。

切符の種類はこんなにたくさん!

駅の切符売り場はこんな感じです<br>(ロンドン・パディントン駅にて)

駅の切符売り場はこんな感じです
(ロンドン・パディントン駅にて)

価格が安い切符であればあるほど、乗る列車の変更に対する条件はより厳しくなります。たとえば、前述の「事前購入割引」の場合、乗る列車だけでなく座席まで指定され、変更は一切できません。一方、当日の往復を条件に、自由に列車が選べる「日帰り往復割引」という切符もあります。これは「激安」ではないけれど、列車変更は自由で、かつ当日駅の窓口で買えるので、旅行者にとってはむしろ便利かもしれません。
ここで、切符の種類をひととおりおさらいしておきましょう!
(以下は、NRの規定によるもの。運行会社によって、割引切符の呼び名を変えているケースもあります)
事前購入割引なら、あこがれのファーストクラスも格安です!

事前購入割引なら、あこがれのファーストクラスも格安です!

■ 事前購入割引 Advance
ウェブでの事前購入で割引される片道切符です(往復の設定はありません)。乗車日までの日数や列車の時間帯によって細かく割引率が異なります。遅くとも前日18時までの購入が必要です。購入後の払い戻し、変更は一切出来ません。また、座席指定も必要です(指定料金は無料)。普通席だけでなく、ファーストクラスの割引もあります。
普通車の車内はこんな感じです

普通車の車内はこんな感じです

■オフピーク割引 Off-Peak
発着時間がロンドンのウイークデーの通勤・退勤時間帯にかからないことを条件に割引するものです。購入は列車の発車直前まで可能です。ただし、「乗車は○○社の運行便に限る」という条件がつくので、利用の際には注意しましょう。往復と片道があり、次のような区別があります。座席指定はしてもしなくてもよいです(指定料金は無料)。

・オフピーク片道(Off-Peak Single)

・オフピーク日帰り往復(Off-Peak Day Return)…その日のうちに往復するもの。ロンドンに戻る列車の時刻に制限がつきます(切符に記載されます)。
・ オフピーク往復(Off-Peak Return)… 1カ月以内に往復するもの。ロンドンに戻る列車の乗車日と時刻に制限がつきます(切符に記載されます)。

■普通運賃 Anytime
乗車時間や経路、途中下車などは一切自由ですが、その分値段は高めです。購入は列車の発車直前まで可能です(車内で車掌さんから買うとこのカテゴリーになります)。往復と片道があり、次のような区別があります。座席指定はしてもしなくてもよいです(指定料金は無料)。

・エニータイム片道(Anytime Single)
・エニータイム日帰り往復(Anytime Day Return)
…その日のうちに往復するもの。
・エニータイム往復(Anytime Return)… 5日以内に往復するもの。

往復切符の帰路分はほぼ無料!

日本では、往復切符は片道の2倍となっていますが、英国では一部の路線をのぞき、片道切符と日帰り往復切符の価格差は、10ペンス~1ポンドしかありません。つまり、往復の帰り分は「ほぼ無料」になっています。そのため、窓口で切符を買うとき、駅員さんは必ず
「片道か往復か?(Single or return?)」
と聞いてきます。また、
「日帰り往復かそうでないか?(Day return, or not?)」
などと尋ねられますから、イエス、ノーと答えればよいでしょう。なお、オフピークの「日帰り往復」と「往復」の価格差も数ポンドしかありません。

ウェブでの切符購入手順

ウェブで申し込んだ切符は駅の端末で受け取れます

ウェブで申し込んだ切符は駅の端末で受け取れます

切符はNR自身のサイト(www.nationalrail.co.uk)または、各運行会社のサイトで購入できます。乗りたい列車の区間、日にち、時間などを入れると自動的に最安料金からエニータイムのファーストクラスまで値段を算出してくれますから、条件にあったものを購入しましょう。なお、ウェブでの購入の際に、切符を受け取る駅をどこにするかを選ぶオプションがあります。宿泊ホテルの近くの駅で受け取りたい時などはそのように指定しましょう。
NRのサイトトップページで、乗りたい区間・日時などを入力します

NRのサイトトップページで、乗りたい区間・日時などを入力します

候補の列車が出て来ます<br>列車を決めたら次に進みます

候補の列車が出て来ます
列車を決めたら次に進みます

各運営会社のサイトの列車選択画面はこんな感じです

各運営会社のサイトの列車選択画面はこんな感じです

列車が決まると、座席指定のページが出ます

列車が決まると、座席指定のページが出ます

次にログイン画面が出ます<br>初回購入の場合はここで個人データを入力します

次にログイン画面が出ます
初回購入の場合はここで個人データを入力します

チケット受け取り方法を入力します<br>この画面で切符をどの駅で貰うか決めます

チケット受け取り方法を入力します
この画面で切符をどの駅で貰うか決めます

購入予定の切符をバスケット画面で確認します

購入予定の切符をバスケット画面で確認します

この画面でカード番号を入れます<br>「buy ticket」を押すと決済され、購入確認画面が出ます

この画面でカード番号を入れます
「buy ticket」を押すと決済され、購入確認画面が出ます

画面に出てくる予約番号(英数字で8ケタ)を書き取っておきましょう

画面に出てくる予約番号(英数字で8ケタ)を書き取っておきましょう

切符の受け取り手順

ウェブで申し込んだ切符は、申し込み終了から2時間以降に駅の端末から取り出せます。
端末の初期画面です<br>ウェブで申し込んだチケットを受け取るときは「Collect」を押します

端末の初期画面です
ウェブで申し込んだチケットを受け取るときは「Collect」を押します

購入の際に使ったカードを差し込みます

購入の際に使ったカードを差し込みます

差し込み口は画面の下にあります<br>読み込みが終わったら抜き取ります

差し込み口は画面の下にあります
読み込みが終わったら抜き取ります

予約番号を入力します

予約番号を入力します

右下のOKを押します

右下のOKを押します

画面に予約内容が出てきます

画面に予約内容が出てきます

切符が全部出るまで待ちましょう!

切符が全部出るまで待ちましょう!

切符が受け取り口にプリントされて出てきます

切符が受け取り口にプリントされて出てきます

2人で往復切符を買うと、こんな枚数になります

2人で往復切符を買うと、こんな枚数になります

座席指定されている席には、こんなカードがささってます

座席指定されている席には、こんなカードがささってます

割引切符の設定が複雑すぎてわかりにくいかもしれませんが、少しでも安く切符を買うために各社のウェブを研究してみてくださいね。なお、切符売り場の駅員さんは、旅客の条件にあった最も安い切符を提案してくれるので、旅のスケジュールを紙に書いてみせるとよいかもしれません。ぜひ、ロンドンから列車の旅、楽しんでみてください!以上、ロンドンナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-02-22

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